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すごく幸せな作品だったと思います。上手く言えないんですが、とても温かくてやさしいものに触れたような気分になりました。あの、研究室という舞台にその空間の空気というか雰囲気というかそういうものがしっかりとそこにあって、それはきっと役者のみなさんがちゃんと役を背負ってそこに生きていたからだと思うんですが、終始その空気にやさしく包み込まれているような気分でした。その空気は劇中、ゆったりと繊細に、時には急激に変化するんですが、その度にこちらも心を動かされっぱなしでした。私はとくに秘書の役に感情移入してしまったんですよね。研究室でとてもささやかだけど美しい研究に没頭している人達の姿が本当に輝いていて、そんな人達をやさしく見守っている秘書の姿もすごく素敵で、でも彼女は自分は見守る事しかできないっていうのをどこかに持っていて、それで何かすごく切なさを感じてしまったんです。でも、その彼女の思いをすくいとるような先生の言葉に、何かこっちまですごく救われた気分なったり。最初に幸せなお芝居だったって言ったけど、もちろんそこには幸せだけがあるわけじゃなくて、登場する人達はみんな何かを背負っていて、涙が出るようなせつない瞬間もあるんです。だけど、見終わった時にそれがネガティブな方向で残らなくて、何というか色んなものが救われて、なぜかすごく温かいものが残るんです。前回の「子供の領分」も私大好きなんですけど、「子供の〜」は心をがっと鷲掴みにされた感じで、今回の作品はふわーっと包み込まれるような感じでした。
なんだか全然まとまっていないのですが、とにかく素敵なお芝居でした笑。私は大好きです。本番はもっといいものが見れるのかと思うと、行けないのが残念でしょうがありませんが…。こんな事しか言えなくてすみません。本番頑張って下さい!

